今年2冊め、「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」読みました。これ全部できる人って逆にどうなのかなあ、なんて。
今年2冊め、
ビジネス本とも自己啓発本ともいえるこちらの本を読了しました。
安田正さんの「できる人は必ず持っている 一流の気くばり力」
ジャケ買いしました。
本の場合違うかな?表紙買い?
この真っ白な背景にゴールドで書かれた文字。
洗練された雰囲気でとってもおしゃれ^^笑
できる人は必ず持っている一流の気くばり力 (単行本) [ 安田 正 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経営 > 経営戦略・管理
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,512円
安田さん曰く、
「仕事は気くばりに始まり、気くばりに終わる。
気くばりはお互いにメリットを生み出すもの。
仕事も人生もうまくいく秘訣」
(うん、それでそれで?)
気くばりには5つのアンテナ(要素)があると。
その5つとは
1.俯瞰する
2.共感する
3.論理を通す
4.サービス精神を持つ
5.尊重する
です。
この5つの要素がいずれも高感度であればあるほど、申し分のない気くばりができるのだそうです。
それぞれ具体的にどうすればいいのか書いてくださっているので、
その中でも私が取り入れたいと思ったもの少し紹介します。
1.俯瞰力の気くばり
・上司への報告は「①現状 ②見通し ③対処」を盛り込む
求められていることの一歩先のことをする。
仕事をする上で”ホウレンソウ”は当たり前のことですが、
その報告で、今後の見通しや自分なりの対処まで盛り込む。
すると、当たり前のことが、期待に120%応えるものにる。
→人と大きな差になる
・人にお願いするときは「お願いします」ではなく「お願いできますか?」
これは自分が言われた時を想像して、なるほどなと思いました。
2.共感力の気くばり
・ひと声かける「勇気」と「手間」を惜しまない
私は日常では人見知りするほうなのですが、
会社や仕事となると割と臆することなく人に接せらると思っています。
ですが、改めて一声かけることの重要さを感じました。
気くばりは声に出すことから。
挨拶はもちろん、エレベーターでの一言「何階ですか?」や、
「昨日はありがとうございました」、「体調いかがですか?」など。
また、言葉がけは「+提案」のセットでするとなお良いそう。
「外寒かったですよね。+暖房の温度上げましょうか?」と。
この一言、一声かけられるかどうかで自分の人間力も上がる気がしました。
3.論理力の気くばり
・地味な仕事でも進んで引き受ける。そして継続する
どんな仕事でも、必ず見ている人がいる。
やったからといって自分に何かメリットがあるわけではない。
けれどその”小さな犠牲”を見ている人は見ている。
やると決めたことはやる。
それが大きな信頼感を生む。
もしたとえ誰にも見られることがなくても、継続は自分に自信をつけ
成長できる最も大きなものだと思ってるので、共感しました。
4.サービス精神の気くばり
・使える例え話の引き出しを持っておく
これはぜひやりたいです。
お笑い芸人でもたとえツッコミが鋭い人をみると、
頭の回転早いな~とか、ユーモアあるなあ、とか、見識が広いなあなんて
感心してしまします。
そこまででなくても、例え話ってよく頭に残るし会話が楽しくなる気がします。
この本では、例えば
「え、〇〇さん今日の飲み会いらっしゃらないんですか!
〇〇さんが来ない飲み会なんて
ビーチのないハワイみたいなもの!
ミッキーのいないディスニーランド!
サンタのいないクリスマス!」
なんてありました、笑
何か、お!と思ったものを使えるような頭にしたいなと思います。
5.尊重の気くばり
・相手の名前を意識して呼ぶ
・相手と話したことを次会うときのためにメモしておく
夜のお店で働くひとや接客業の方がやっていそうなことですが、
日常でもできたら良いだろうな~と思います。
そこまで固くならず、思いついたときに手帳にメモする程度でできたらいいなと思います。
書くだけでも記憶に残りやすいですし。
最後に、以上の5つのアンテナ感度のチェック!
ここまでいくつか実践しようと思うこともあったのですが、
それぞれのアンテナ感度をすべて高めるってむずかしい・・・・・
私の場合、どれかといったら「共感のアンテナ」はあるかなと思ったのですが、
「論理のアンテナ」は全く・・・
こういった類の診断ってたくさんありますが、
もともと論理的ではない模様。
おそらく論理的なひとは感情的なひとには共感しにくかったりしますよね。
ひとりひとり優れた点は違うと思うんですよね。
もちろんすべてのアンテナの感度を高められたらカリスマのような
素晴らしい人に近づけるのだと思うのですが、
自分の特性、持っているものを伸ばしていくというのも
自分らしくていいのかな、なんて思ったりしました。
すべてまんべんなく平均点をとるよりも
その人らしくていいのかも、なんて。
すべてではありませんが、
良いと思ったところをいくつか実践できたらなと思いました。